弊社がスポンサー企業として応援している「ライジング福岡」が博多駅で東北地方太平洋沖地震への支援活動として募金活動を実施

BLOG

弊社がスポンサー企業として応援しているプロバスケットボールチーム「ライジング福岡」が、2011年3月13日(日)、博多駅の博多口側、駅前広場にて、東北地方太平洋沖地震への支援活動として募金活動を実施いたしました。

私も、弊社スタッフの大谷くんと一緒に博多駅に募金に行きましたが、いやぁー、プロのバスケットボール選手の身長は、やはり高かったですねー

まぁ、大谷くんの身長は160センチ後半なので、どちらかといえば背は低いほうですが、そうはいっても、この差はすごいですよね^^

私の会社、インターネットビジネスアソシエイツでは、2010年から福岡のプロスポーツチーム「ライジング福岡」のスポンサー企業として、チームの公式ホームページの制作・運営や、その他、ツイッターやFacebookなどのWEBメディア全般の企画・運営に携わっています。

弊社がWEBメディア全般の企画・運営に携わるようになる前と比べると、ホームページのアクセス数が格段によくなっているのは当然のこと、チームの認知度も以前と比べ、かなり上がってきているというお褒めの言葉を、つい先日、ライジング福岡の運営会社の方々が、うちのオフィスに来られ、おっしゃっていました。

趣味の野球チームや、ママさんバレーボールチームのホームページならまだしも、プロスポーツチームの公式ホームページの制作・運営というものは、ただ単に「バスケが好きだから」とか、「ちょっとホームページが作れるから」というような感じでは、とても出来る仕事ではありません。

実際、我々が携わる前の、2010年以前のライジング福岡の公式ホームページは、それはまぁ、我々から見れば、あまりよいものではなく、ただ単にバスケが好きでホームページがちょっと作れる程度のレベルの方が作ったようなものと、さほど変わらないような出来栄えだったので、当然、結果もそれなりでしかありませんでした。

他のチームもホームページを作っているから、うちもホームページを作っておこう。

とりあえず、試合日程とか選手のことがホームページに掲載されてればOKかな?

こんな感じで、ホームページを作成していたのでは、うまくいくはずもありません。

ホームページを制作するときに、まず考えておかなければいけないこと。

それは、「なんのためにホームページを作っているのか」という「目的」をしっかりと明確化することです。

私たちは今、「より多くの大人や子供に、ライジング福岡を通じて、夢や希望を与える」という目的をもって、ライジング福岡のホームページの運営に取り組んでいます。

「目的」が明確だからこそ、「まずはメールマガジンの読者を1000名にしよう」というような目先の「目標」も設定出来ますし、「子どもたちに、もっともっとライジング福岡のことを知ってもらうために、我々はホームページを通じて、何を行えばよいのだろうか?」という様々なアイデアを出していくキッカケにもなるのです。

これはなにも、プロスポーツチームのホームページに限らず、どんなホームページにも言えることです。

ただなんとなく作るのではなく、まず目的を明確化したうえで、ホームページの制作を行う。

そして、ホームページが完成したあとも、常に「なんのためのホームページなのか」という「目的」を考え、時には目的の見直しなども行いながら運営していく。

それが、成功するホームページの第一歩なのではないかと私は考えています。

3人のレンガ積み職人の話

「目的」についての理解を深めるために、よく引用されるのが「3人のレンガ積み職人」という話です。

通りがかりの旅人が、中世のとある街の建築現場でレンガを積んでいる3人の職人を見かけたので、「ここで何をしているのですか?」と話しかけてみた。

すると、1人めのレンガ職人は「見ればわかるだろ。レンガを積んでいるんだ。親方の命令でね。」という答え。

同じ質問を、2人めのレンガ職人にすると「私は、レンガを積んで壁を作っています。私は壁を作るのが仕事なので。」という答えが返ってきた。

そして、最後に、3人めのレンガ職人に、同じ質問をすると、こんな答えが返ってきた。

「私は、後世に残る、立派な大聖堂を作っています。歴史に残る大聖堂を多くの人に観てもらうことを楽しみに、今、こうしてレンガを積んでいるんです。」

この話では3人とも、「レンガを積む」という意味でいえば、まったく同じことをしています。

しかし、その「レンガを積む」という仕事を行ううえでの「目的」が随分と違うのに気づいたのではないでしょうか。

1人めは、親方から言われたから

2人めは、壁を作るのが仕事だから

3人めは、歴史に残る大聖堂を多くの人に観てもらいたいから

このように、同じ「レンガを積む」という行為でも、どこに目的を置くかによって、まったく意味合いが変わってきます。

たとえば、これを、「ホームページ制作の現場」にあてはめて考えてみると、「上司からの命令だから作ってます」というのは論外としても、ホームページを作るのが仕事だから的な発想に陥ってしまい、「ホームページを作ること」そのものが目的になってしまうことが、製作者側、依頼者側、ともにあるような気がしています。

うちの会社の制作スタッフには、いつも口を酸っぱくして言ってますので、「何を今さら」「耳にタコ」な話ではありますが、「ホームページを作ること」は目的ではなく、さきほどの話で言えば「歴史に残る大聖堂を多くの人に観てもらいたい」というような目的を実現するための手段のひとつでしかないのです。

「ホームページは作ってからが勝負」

まぁ、これもよく聞く話だと思いますが、これからホームページを新しく作ろうとしている方、はたまたホームページをリニューアルしようとしている方などは、まずは「何のためのホームページなのか」という「目的」を明確にすることを、あらためて考えてみてはいかがでしょうか。

「目的」と「目標」の違い

「目的」と「目標」の違いについては、学者さんをはじめ、いろんな方が、いろんな立場で、いろんな説を述べていらっしゃいます。

人によっては、使われている漢字を見て、「目的」は「的」という漢字が使われてるから「目指してる場所」であり、「目標」は「標」という漢字が使われてるから「目的」を実現するための「しるし」「目印」のようなものだと捉えているようです。

冒頭にお話した「ライジング福岡」のホームページに関して言えば、「より多くの大人や子供に、ライジング福岡を通じて、夢や希望を与える」というのが「目的」であり、それを実現するために、「いつまでに、こんなページを作ろう」というように「いつまでに、何をしよう」ということが「目標」だと考えることもできますし、実際、私は「目的」と「目標」の違いは、そのように考えています。

ライジング福岡の他にも、私たちがホームページの制作・運用に携わっているお客様の方々は、それぞれ「もつ鍋を世界に広めたい!」「たくさんの人を野菜で元気に!」というような素晴らしい目的(ビジョン)を持って事業に取り組んでいらっしゃいます。

そして、それぞれのお客様の事業の「目的」を実現するお手伝いを、ホームページ制作・運用を通じて行えることに、私たちは喜びを感じながら、日々、業務を行なっています。

「目的」が、しっかりと明確化されていれば、ホームページを通じて、どんな人に、どんな情報を、どのように伝えるべきなのかも、自ずと見えてきます。

もし、あなたがホームページに関して何らかの悩みがあるのであれば、いまいちど、「ホームページの目的」そのものを、しっかりと考えてみるのも、ひとつの方法ではないでしょうか。

BLOG