読み手が欲しがっている情報を提供する

BLOG

ホームページやブログをビジネスに活用するにあたり、重要なポイントは「読み手が欲しがっている情報を提供する」ことです。

我々がWEB上でのマーケティングを含め、総合的にプロデュースをさせていただいている「リフォームや片付けの専門家の先生」は、ホームページやブログを通じて、読み手が欲しがっている情報を徹底的に提供することで、数々の結果を残していらっしゃいます。

この先生の素晴らしいところは、ひとことで言ってしまうと「読み手が欲しがっている情報」を、よくわかっていらっしゃる点です。

そして、当然ですが、自分のお客様となりうる人が、どんな人なのかも、しっかりと把握されていらっしゃいます。

すなわち、マーケティングでいうところの「ターゲット」が明確化されているわけです。

「片付けの専門家」というと、数年前に書籍が大ブレイクしてテレビ番組にも頻繁に出ていた「若い女性の専門家」を思い浮かべる方が多いと思いますが、彼女は、まだ家庭を持っているわけでもなく子育ての経験もないので、実は、主婦層からは「あんな小娘に何がわかるのよ」というようにアンチがけっこういるという状況にありました。

そこで、この先生は、「若い女性の片付けの専門家」が発信する情報に満足しない主婦層にターゲットを絞って、その層が欲しがっている情報を提供していったのです。

それを続けていくことにより、今では、毎朝、ブログの記事を楽しみに待つファンを数多く抱え、販売しているDVDやセミナーを一切売り込みをすることなく、この先生は収益化に成功していらっしゃいます。

この先生のブログやホームページから得る収益のひとつに「DVDの販売」がありますが、このDVDの価格は14,800円と、一見、主婦層には高くて売れなさそうな金額ですが、ブログやホームページの「読み手」、すなわち「見込み客」に先に有益な情報を提供し続け、購入前に価格以上の価値を与えていますので、一見、高額な商品もホームページから売れていってます。

また、この先生のセミナーは、1回の参加費用が2万円以上と高額なのにも関わらず、毎回、主婦の方が多数集まり、毎回、満員御礼です。

ターゲットを明確にする

コンビニに並ぶ女性誌や雑誌がそうであるように、ホームページやブログをビジネスに活かすためには、まず読み手となるターゲットを明確にする必要があります。

女性誌とひとことでいっても、20代を対象としたもの、主婦層を対象としたもの、働く女性を対象としたもの、様々です。

女性誌だから、ターゲットは「女性」というわけではなく、雑誌社それぞれの持つ「強み」を生かしながら、大きなくくりで言うところの「女性誌」の市場で住み分けを行なっています。

ホームページやブログも同じです。

読み手が欲しがっている情報を提供するためにも、まずは、あなた、もしくは、あなたの会社やお店が発信する情報を喜んでくれる相手は「誰」なのか?

誰のためのホームページやブログなのか。ここを、まず明確にしましょう。

そして、それを行う際は、ただ漠然と「女性を対象としたホームページ」とするのではなく、20代の女性なのか、30代、40代の主婦なのか、はたまた働く女性なのか、というように細分化を行なっていきましょう。

このような細分化は、マーケティングを学ぶうえでは「セグメンテーション」と呼ばれ、ターゲットを明確化するうえで重要な取り組みとなります。

同じようにホームページで化粧品を販売するにしても、20代の女性をターゲットにするのか、30代の女性をターゲットにするのかによって、使う「コトバ」も大きく変わってきます。

ぜひ、覚えておいてください。

BLOG