ブログやSNSをビジネスに活用して成功する秘訣

これまでインターネットビジネス関連の本を5冊出版してきましたが、専門家として仕事をしていると、ブログやSNSについて相談を受けることがよくあります。

そこで今回、ブログやSNSをビジネスに活用するためには、どんなことを意識して取り組んでいけばよいかということをテーマに、記事を書きました。

実際、ブログやSNSを仕事につなげていきたいけど、なかなかうまくいかないという方が多いのですが、あなたは、いかがですか?

重要なのは、必要な時に思い出してもらえるかどうか。そこがブログやSNSをビジネスに活用するために大事なポイントでもあります。

今回は、そのことにフォーカスをあて、私なりの視点でブログやSNSの活用法をお話いたします。

ブログやSNSをビジネスに活用するうえで目指すべきこと

想像してみてください。

もし、1ヶ月後に3000人のアメリカ人の前で1時間、日本の経済について英語でスピーチをしなくてはいけなくなったとき、あなたなら、どうしますか?

3000人の聴衆を大満足させるスピーチができれば、報酬は破格の1億円。

英語ができないとか、経済の知識がないとか、自信がないというような理由で断るには、もったいない話です。

残された時間は、あと1ヶ月。

さぁ、あなたは、どうしますか?

日経新聞を読んだりして経済の勉強をしながら、英会話教室に通う。

それも1つの方法です。

でも、私の場合は、「英語ならリチャードさん」「経済なら川平さん」というように、その道に詳しい友人がいるので、まずは、その2人に相談をします。

「今度、3000人のアメリカ人の前で、日本の経済について英語でスピーチすることになったので、どうすれば上手くいくかを教えてください」と。

おそらく、リチャードさんも川平さんも「ついに時枝さん、アタマおかしくなった」と最初は思うでしょうけど、それがうまくいけば1億円もらえるという話を聞けば、「なるほど、そういうことか、お金が大好きな時枝さんの考えそうなことだ」と協力はしてくれるでしょう。

まぁ、「うまくいけば1億円もらえるんだから」ということで、きっと高額なレッスン料をふっかけてくるとは思いますが(うそです。ごめんなさい。)私の場合、「英語」「経済」で困った時は、すぐに2人のことを思い出すので、こういう場合は、まず、そこに相談をするという行動に至るわけです。

実は、これこそが、ブログやSNSをビジネスに活用するうえで、目指すべき状況です。

私のアタマの中に「英語ならリチャードさん」「経済なら川平さん」という認識があるからこそ、今回のようなケースでは2人に相談しようという気になります。

これが、3000人のケニア人の前で、日本舞踊についてスワヒリ語でスピーチしなければいけない状況であれば、もはや私は誰に相談すればよいかがわかりません。

そのとき、私は、どうするか。

おそらく、「スワヒリ語 福岡市」とか「日本舞踊 福岡市」というようなキーワードで検索して、近所にスワヒリ語や日本舞踊を教えてくれる専門家がいないか探すと思います。

だって、誰に相談したらよいかがわからないわけですから。

(2011年4月/アメリカのGoogle 本社にて撮影)

何か問題が起こった時に、ブログやSNSを通じてすでに知っている人がその問題を解決してくれそうだったら、まず、その人に相談する。

そういった人が思いつかない場合、Googleで検索する。

これがひとつの行動パターンです。

そのため、ブログやSNSをビジネス目的で使うのであれば、「〇〇といえば、あなた」ということを多くの方に認識してもらい、かつ、記憶してもらうことが重要なポイントになります。

必要なときに思い出してもらえるように、ブログやSNSのプロフィールの書き方にも気を配り、日々の投稿も、あなたの仕事やビジネスを印象付けるものにする。

まずは、そういったことを意識して、日頃、ブログやSNSに書いていることを見直してみると、いろんな改善点が見えてくるでしょう。

先日も私の会社に、建築業を営む社長さんから「月商1億円を目標とするホームページを作りたい」という相談の電話がかかってきましたが、その方が電話をくれたのも「会社のホームページを作るなら時枝さん」という記憶があったからです。

ちなみに予算は、ホームページ制作に150万円と、その後のサポートのために毎月5万円~10万円をご用意いただけるとのことでしたが、ブログやSNSをちゃんと活用できていれば、こちらから営業をしなくても、こういう仕事がどんどん入ってくるようになります。

ブログやSNSを上手に使って、「〇〇といえば、〇〇さん」という状況がつくれれば、きっとあなたにも同じことが起こるでしょう。

どんな記事を書けばよいのか、プロフィールはどのように書けばよいか、いろんなことを考えながら試行錯誤されてると思いますが、それらはすべて「〇〇といえば、あなた」という状況をつくるためだと思えば、軸がぶれることなく頑張っていけるのではないでしょうか。

SNSのビジネス活用で誰もが陥るジレンマ

さて、ここからはSNSのビジネス活用について、ちょっとした注意点を書いておきます。

一般的にSNSといえば、フェイスブック、ツイッター、インスタグラムなどを思い浮かべると思いますが、たとえばフェイスブックを使っていたとしましょう。

あなたがもし花屋さんであれば、「花屋さんといえば、あなた」と多くの方に思ってもらえるようにフェイスブック上で立ち振る舞う。

これがフェイスブックをビジネスに活用するキモであることは、先ほどお伝えした通りです。

とはいえ、実際にやってみるとわかりますが、どんなにフェイスブック上で一生懸命あなたの仕事についてつぶやいてみても、思いのほか、その反応は冷ややかなものです。

ほんと、おもしろいくらい「いいね!」がつきません、仕事の話って。

あと、「ブログ更新しました」ってのもダメですね。

これも「いいね!」の数は伸びません。

そのせいか、ほとんどの人が食べ物の写真や、ペットの写真などを投稿し始めます。

だって、そのほうが「いいね!」が集まるから。

「ラーメンで数字が取れなきゃ犬を出せ」

これは、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」が代表作のテレビプロデューサー菅賢治さん(通称:ガースーさん)の名言(迷言?)です。

「ラーメンや犬は多くの人の注目を集めるので視聴率が取れる」ということをあらわしています。

フェイスブックでも似たようなことが言えるのですが、「食べ物の写真」「動物の写真」には、とにかくたくさん「いいね!」がつきます。

その他、「子供の写真」「キレイな女性の写真」なども、たくさん「いいね!」がつきますね。

ですので、ただ単に「いいね!」の数を増やしたいだけであれば「どんなテレビ番組が視聴率がよいか?」ということを研究して、それに近いようなことをすれば、ものすごく「いいね!」の数は増えます。

でも、本当に、それでよいのでしょうか?

もちろん、よくはないはず。

なぜなら、食べ物や動物や子供の写真で「いいね!」をたくさんもらっても、それが仕事につながることはないからです。

でも、仕事の話をフェイスブックに投稿したところで、そんなに「いいね!」はつかない。

ここに多くの方がジレンマを感じてしまうのです。

世間はあなたに関して無関心であると常に心せよ

いかにいい仕事をしようとも、世間はあなたのビジネスに関して無関心であると常に心せよ。

これは、「パーソナルブランディング」という本の著者、ピーター・モントヤの言葉です。

つまり、どんなにあなたが「自分の会社やお店は最高だぜ!」って声高に叫んだところで、他人はそんなことには興味がないということです。

フェイスブックで、自分の仕事のことを投稿しても「いいね!」がつかず、食べ物や動物の写真に「いいね!」がつくのも似たような理由です。

要するに、あなたの仕事に興味がないんです。

それよりも興味があるのは、美味しそうな食べ物や可愛い動物。そういうことなのです。

そして、これはブログにも同じことが言えます。

いくらブログで素晴らしい記事を投稿し続けたって、ほとんどの場合、他人は読み続けてはくれません。

仲の良い友達は「毎日、読んでるよ」って、口ではそう言ってくれるかもしれません。

でも、ほとんどの場合、書いてある内容までは覚えていないでしょう。読んでるというよりは見てるだけです。

ひどい人になると、読んでもいないのに「毎日、読んでます」って言います。そのほうが人間関係うまくいきますからね。

実際、私が書いているこの記事も、社員は読んでいないでしょう。

自分の会社の社長が書いてるブログなのに、社員はまったく読んでいない。

そういうものだと最初から思っておいた方が気は楽です。

また、ビジネス目的でブログを書く場合、読み続けてもらうことは、さほど重要ではありません。

ビジネスで大事なのは「必要なときに、そこにいるかどうか」です。

「シャネルのバッグを安く買いたいなぁ」と思ったときに「はい!私のところなら安く買えますよ!」と、その人の前に現れる。

これがまさに商売を行ううえでの理想の形です。

そして、それを実現するのが、私が3作目の本に書いた「グーグルやヤフーなどの検索サイトからお客さんを集める方法」です。

検索からお客さんをブログに集めると儲かる理由

「シャネルのバッグを安く買いたいなぁ」と思ったときに、多くの人は「シャネル バッグ 格安」というような検索を行います。

その検索結果の目立つところに、あなたの会社のネットショップが表示されたら、どうでしょう?けっこうな売り上げがあがると思いませんか?

これこそ、まさに「はい!私のところなら安く買えますよ!」と、その人の前に現れる典型的な例のひとつです。

だから、検索サイトからお客さんを集めることができるようになると儲かるんです。

残念なことにSNSには、ここまでの威力は、いまのところありません。

いくらフェイスブックで自分の仕事や商品のことを一生懸命投稿していても、お客さんが「欲しい!」と思った時にGoogleで検索されたら、それで終わりです。

もちろん、ツイッターやインスタグラムのハッシュタグ検索で商品を探したり、お店を探したりする人もいるのは知っています。

でもそれは、あくまでもSNSに慣れ親しんでいる若者層が中心の話であり、何か欲しいものや困ったことがあるときに大多数の人が使うのはGoogleやYahoo!です。

実際、私のまわりでも、フェイスブックやインスタグラムは使ったことがない人はたくさんいますが、GoogleやYahoo!で検索したことがない人は1人もいませんからね。

また、詳しい技術的な話はここでは省きますが、フェイスブックやインスタグラム、ツイッターの投稿は、仕組上、Googleの検索結果の上位に表示されにくい傾向があります。

もちろん例外はありますが、ほとんどの検索キーワードでSNSの投稿が検索結果の1位に表示されることはありません。そもそもSNSは、友人や家族、知り合いとのクローズドな交流のために使うのが根本的な発想なので、そこでの投稿をGoogleの検索結果のようなオープンな場所に表示させようというのは、矛盾を生じる考え方だと私は思います。

ネット集客がうまくいってる人が「SNSだけではなくブログもやったほうがいいよ」というのは、こういったところにも理由があるのです。

プロフィール写真が持つ威力

続いて、「どうすれば、お客さんが検索など一切せずに、自分のところに来てくれるか」ということについて考えてみましょう。

そのひとつの方法が「第一印象で強烈に印象づけ、相手の記憶に残る」というものです。

先ほど紹介したのは「もつ鍋楽天地」店主の水谷さんのフェイスブックですが、プロフィール写真で強烈にアピールされていることもあり、多くの方から「もつ鍋といえば水谷さん」という認識を持たれています。(もちろん味も最高です。なんといっても老舗ですから。)

私は以前、遠方からお客さんが来るときは「どこの、もつ鍋屋さんに連れて行こうかなぁ」と、グーグルや食べログで検索をしていましたが、今では、お客さんがもつ鍋が食べたいといえば、全く検索などすることなく水谷さんのお店にお連れするようになりました。

いかがでしょう。

あれだけ「もつ鍋」をプロフィール写真でアピールされると、ほとんどの方が「どんなお店なんだろう?」と思って、次にフェイスブックの投稿や基本データ(お店の情報)などを見にいくはずです。

つまり、あのプロフィール写真は「注目をひき、印象づけ、続きを読ませ、記憶にも残る」というビジネスで重要なことを、いくつも実現しているのです。

正直、フェイスブックをビジネスに活用していくうえで、これだけ理にかなったプロフィール写真は、なかなかお目にかかれません。

フェイスブックをビジネスに活用するために、写真スタジオにお金を払って気合の入った写真を撮りに行くのもよいですが、見栄えのよい写真をとっただけだと、結婚相手か浮気相手くらいしか見つかりません。

それを見たときに、人がどのように思い、どういう行動をとるのか?

プロフィール写真を使って、どんなことがアピールできるのか?

まずは、それを見直すだけでも、成果や反応は変わってくるでしょう。

結局、ブログやSNSに何を書けばよいのか

ラブレター。書いたことありますか?

僕はあります。

そう。あれは中学生のころ。

夕陽でオレンジ色に染まった放課後の教室で。

当時、僕らのあいだで流行っていたブルーハーツの「ラブレター」という歌を口ずさみながら・・・

※THE BLUE HEARTS ラブレター 歌詞 – J-Lyric.net

僕の想いは伝わるだろうか?

信じてもらえるのだろうか?

期待と不安を胸にドキドキしながら・・・

さて。

話は、ガラっと変わりますが、フェイスブックをビジネスに活用したいんだけど、実際、フェイスブックに何を書いたら良いかがわからないという方がいます。

これ、ブログも同じなんですね。

ブログを仕事につなげたいんだけど、どんな記事を書いたら良いかがわからない。

こういう方、けっこういます。

そこでここからは、ブログやSNSをビジネスに活用するために、日々、どんなことを書いていけば良いのか?ということを、ラブレターを例としてあげながら、お話していきます。

学生時代、ラブレターを書いて1度もうまくいったことがない私が、そんなことを書いてよいものか、ちょっぴり不安ではありますが、とにかく、話を進めていきます。

ラブレターがうまくいく2つのパターン

ラブレターを書いてうまくいく場合。いろんなケースがあると思いますが、おそらく大きく分けると2つでしょう。

1つは、元々、クラスの人気者だったり、ぶっちぎりのイケメン、かわいこちゃんだった場合。

つまり、ラブレターを渡す前から、相手も、ある程度、付き合ってもいいかな?というような好意をもってる場合です。

くやしいけど、こういうケースでは、特に努力してラブレターを書かなくても、うまくいきます。

「あたなのことが好きどす。突きあってください。」

こんな間抜けな誤字脱字があろうとも、相手が、あなたのことをすでに好きだった場合は、そんなミスは関係なくうまくいったりします。

では、そうではない場合は、どうでしょう?

私みたいなブサイクは、ラブレターを渡す前から「実は私も、あなたのことが前から好きだったの♪」なんてことは、皆既月食ばりに、めったにあることではありません。

ラブレターを書いてうまくいく場合。2つめのパターンはこれです。

なるほど。私のことがそんなに好きなんだ。だったら考えてもいいかも♪

私みたいなブサイクが、ラブレターを書くときに考えるべきことは、結果を急がず、まずは相手に自分のことを意識させること。

そして、相手に自分のことを意識させるのに効果的なのが、相手が「なるほど」と納得できるようなことを、たくさん書いておくということです。

ラブレターに、くだらない自慢話を、いくらたくさん書いても、相手は「だから何?」と思って、ラブレターを破り捨ててしまうかもしれません。

でもそこに、相手が「なるほど」と思えるようなことが、たくさん書かれていれば、よほど相手のことが生理的に受け付けないというような場合でない限り、気持ちよくラブレターを読んでもらえます。

・なるほど。私のことを、そんなふうに思ってくれてるんだ~♪
・なるほど。私と趣味も合いそうだわ~♪
・なるほど。私のそんなところまで好きになってくれてるんだ~♪

というように、自分にとって「なるほど」と思えるようなことが、たくさん書かれているラブレターは、読んでいても楽しいものです。

すぐにお付き合いするようにはならないかもしれません。

でも、確実に、相手のことを意識するようにはなるはずです。

いかがでしょう?

これって、商売にも通じることがあると思いませんか?

「いいね」の数を増やすよりも「なるほど」と思ってもらえる回数を増やすことを意識する

そういえば昨日も、私のブログやSNSを見た人が、仕事の依頼の電話をかけてきてくれたのですが、毎日、食べ物や子供の写真などで「いいね」や「コメント」を集めているだけの人には、こういうことは一生起こることはありません。

・なるほど。この人なら、仕事を任せても大丈夫そうだ。
・なるほど。この会社なら、私が望んでいることを実現してくれそうだ。
・なるほど。この店なら、行っても損はなさそうだ。

ブログやSNSを通じて、たくさんの人に、そう思っていただく。これもブログやSNSをビジネスに活用するために大事なことだと私は考えています。

ビジネスの成功のカギは「信頼」です。

ブログやSNSをビジネスに活用するために最も重要なことは、どれだけ多くの人からの信頼を得ることができるか。それに尽きると言っても過言ではないでしょう。

あなたが信頼できる人って、どんな人ですか?

その人って、あなたに対して、たくさんの「なるほど」を与えていませんか?

・なるほど。それは面白い!
・なるほど。それなら私も行ってみたい!
・なるほど。だったら私もやってみよう!
・なるほど。そのほうが安いのね!
・なるほど。これは役に立ちそうだ!
・なるほど。これで私の悩みは解決だ!
・なるほど。それは知らなかった!
・なるほど。それは友達にも話してみよう!
・なるほど。これは友達に話せば、賢いね~って言われそうだ!

というように、「なるほど」には様々なバリエーションがあります。

なので、いきなり立派なことを書こうと気負わずに、まずは肩のチカラを抜いて、誰かが「なるほど」と思うようなことを書いてみませんか?

「100いいね!」を目指すのも悪くはないと思いますけど、どうせやるなら「100なるほど!」を目指してみませんか?

では、そろそろ打ち合わせの時間なので、今日はこのへんで。

実はいま、うちの会社で、とある歌手のホームページを制作しているのですが、それを作るにあたり、ニーヨのホームページを参考にするか、マイケルジャクソンのホームページを参考にするのか、うちのデザイナーが悩んでいるようなのです。

正直、僕からすると、ニーヨでもサンペイでも、マイケルジャクソンでもマイケル富岡でも、よいホームページができればそれでいいので、面倒くさいなぁと思ったりもするのですが、僕が参加しないと場がしまらないようなので頑張ってきます。

(この記事は、以前、別のブログに投稿したものを再構築したものです)