プロフィールが書けない、まとまらないときに意識すべき3つのこと

ブログやSNSを活用して仕事の依頼を増やそうと思うのであれば、記事や投稿の内容も大事ですが、プロフィールの書き方にも気を配る必要があります。

なぜなら、プロフィールはお客様が仕事の依頼や問い合わせをするかどうかを決める、大きな判断材料となるからです。

実際、プロフィールを書き直しただけで、仕事の依頼が増えるケースは珍しいことではありません。私がアドバイスしたお客様の中にも、そういった方は大勢います。

しかし、仕事の依頼が増えるようなプロフィールは、そう簡単に書けるものでもありません。上手に書こうと思えば思うほど、まったく書けなくなってしまったり、うまくまとまらなかったりします。

プロフィールが書けない、うまくまとまらないときは、「自信をもつ」「どんなお客様を増やしたいかを明確にする」「伝える内容に優先順位をつける」、まずはこの3つを意識することが大切です。

それでは、一つひとつ詳しく見ていきましょう。

プロフィールが書けない、まとまらないときに意識すべき3つのこと

自信をもつ

プロフィールを書くときに、同業者など他人のプロフィールを参考にする人は多いのですが、それで自信をなくしてしまい、かえって書けなくなってしまう人がいます。

すでに成功している同業者のプロフィールなどを見ると、輝かしい実績なども書かれているので、特に起業して間もない方などが「自分には書くことがない」と思ってしまうようです。

この気持ちはよくわかります。私も起業したての頃は、物凄い実績がある人や、本を何冊も出版している人のプロフィールを見て、自分ごときが何を書いたところでうまくいかないだろうと思ったことがあるからです。

しかし、よくよく考えてみると、今は大成功している人たちも、ほぼ全員が昔は「ただの人」だったわけです。だとすると、彼らも最初のうちはプロフィールを書くのも苦労したのではないか。それなら、自分も頑張って書いてみよう。当時の私はそう考えて、自信を取り戻しプロフィールを書きあげました。

目標となる人、お手本となる人を見つけて、プロフィールを参考にするのはよいのですが、それで自信をなくして書けなくなるのでは本末転倒です。

「自分には書くことがない」と思って手が止まったときは、いったん他人と自分を比べるのをやめて、もっと自分に自信を持ちましょう。

すでにお客様がひとりでもいるのであれば、あなたが選ばれた理由が必ずあるはずです。

仮にまだお客様がひとりもいなかったとしても、あなたの仕事に対する情熱やビジョンをプロフィールに書くことで、それに共感する方が仕事の依頼をしてくることでしょう。

今回は、詳しいプロフィールの書き方については言及せず、また別の記事にあらためて書かせていただきますが、まずは自分に自信をもつこと、これが大事なことを覚えておいてください。

どんなお客様を増やしたいかを明確にする

プロフィールは「お客様から選んでもらうために書く」という印象が強いせいか、できるだけ多くの人から選ばれるように、必要以上のことを書こうとしがちです。

しかし、そうなると、まとまりもなくなり、かえって誰にも選ばれないプロフィールができあがってしまいます。

そうならないためにも、「どんなお客様を増やしていきたいか」を明確にしておきましょう。

プロフィールを書いていると、どうしても「選ばれるにはどうしたらよいか?」という発想になりがちですが、書き方によっては、こちらがお客様を選ぶこともできます。

わかりやすい例をあげると、「年商1億円未満の企業を対象にコンサルティングをしています」とプロフィールに書いておけば、年商100億円の企業から問い合わせがくることはありません。なぜなら、この一文を見て「自分には関係ない人だ」と思うからです。

このようにプロフィールの読み手は、常に「自分に関係があるかどうか」を考えながら読んでいるので、書き方を工夫することで、こちらからお客様を選別することもできるのです。

たとえば、ビジネス目的のプロフィールに、個人的な趣味を書いても意味がないという方がいますが、私はそうは思いません。

たしかに、共通の趣味があるという理由で仕事を依頼する人はまれなので、趣味を書いても仕方がないというのもわかります。

しかし、あなたが仮に「お客様と毎月バーベキュー大会をしたい」「友人のように長く付き合えるお客様を増やしていきたい」と考えるのであれば、趣味を書くことは無駄ではありません。むしろ、好きなお客様に囲まれて仕事ができるようになるための重要な要素ともいえるでしょう。

プロフィールが書けない、まとまらないと悩むような場合は、いったん書くのをやめて、あなたが理想とするお客様を思い浮かべてみてください。

すでに仲の良いお客様がいるのであれば、その方の顔を思い浮かべながらプロフィールを書いていくのも、ひとつの方法です。

誰からも選ばれるようなプロフィールを書こうとするのではなく、こちらが相手を選ぶくらいの気持ちで、好きなお客様に囲まれて仕事ができるようになるためのプロフィールを作っていきましょう。

伝える内容に優先順位をつける

これまで多くの社長さんや個人事業主の方にプロフィール作成のアドバイスをしてきましたが、中でも難しいのが業務内容が多岐に渡る場合です。

たとえば、英会話講師、翻訳、輸入取引代行といった具合で、英語力という強みを活かして複数の事業展開を行っているような方がプロフィールを書く場合、うまくまとめないと、読み手にとっては長くて読みにくい文章になってしまいます。

こういったケースでは、自分が行っている仕事の中で、どれを伸ばしていきたいかを明確にして、伝える内容に優先順位をつけることが必要です。

今、一番伸ばしたいのが「輸入取引代行」であれば、その実績や経験を重点的に書いて、英会話講師や翻訳については控えめに書くようにすると、プロフィールも書きやすくなります。

また、業務内容がひとつに絞られている場合でも、この考え方は役に立ちます。

あなたがプロフィールを通じて一番伝えたいことは何か?二番目に伝えたいことは何か?伝えなくてもよいことは何か?というように、伝える内容に優先順位をつけることで、よりまとまりのあるプロフィールが出来上がります。

プロフィールを書いていて、うまくまとまらないと思うときは、必要ないことまで書こうとしていないかを見直して、伝える内容に優先順位をつけるようにしましょう。

伝わるプロフィールを書くコツ

「自信をもつ」「どんなお客様を増やしたいかを明確にする」「伝える内容に優先順位をつける」

この3つのことを意識したうえで、より伝わりやすいプロフィールを書くコツは、読み手の対象を絞り込むことです。プロフィールに限らず、文章は読み手が誰なのかを絞れば絞るほど、伝わりやすくなるからです。

このことは、プロフィールを履歴書に例えてみると、わかりやすいかもしれません。

私が新卒で就職活動をしたのは1990年代半ば頃で、まだインターネットが普及していなかったので、企業には手書きの履歴書を郵送していました。

その頃は就職氷河期と言われていましたので、1社2社程度に履歴書を送ったくらいでは面接すらしてもらえず、100社以上に手書きの履歴書を送ったのを憶えています。

最初のうちは、その会社その会社にあわせて履歴書の自己PR文を書いていましたが、しだいに面倒くさくなって、すべての履歴書に同じ自己PR文を書くようになりました。(今でいうコピペです。)

もちろん、これでうまくいくわけがありません。どこの会社にもあてはまるような自己PR文を書こうとすると、どうしてもぼんやりした文章になりますし、熱意も何も伝わらないからです。

これは、仕事の依頼を受けるためにプロフィールを書くときにも同じことが言えます。

どの会社にも合格するような履歴書を作るのが無理なのと同じで、誰からも選ばれるようなプロフィールを作るのも無理です。

ブログやSNSのプロフィールは不特定多数の人が見るものなので、誰からも選ばれるように書きたい気持ちはわかりますが、そこはぐっとおさえて特定の誰かに向けて書くほうが、伝わるプロフィールに仕上がります。

一番好きなお客様に、あらためて自己紹介するような気持ちで書くのもよいですし、一人に絞れないということであれば、好きなお客様2~3人の前で自己紹介している姿を想像しながら書くのでもよいでしょう。

自分が書いたプロフィールが、履歴書みたいで面白みがないと感じる場合も、特定の誰かに伝えるつもりで書き直してみてください。

仕上がりが大きく変わってくるはずです。

おわりに

自分のことは、自分が一番よくわかっているようで、実は一番わかっていない。

そんなことを、どこかで聞いたことがありますが、プロフィールの作成のアドバイスをしていると、身に染みてそれがわかります。

他人から見ると、すごい実績をお持ちなのに、本人はたいしたことではないと思っていて、それがプロフィールに反映されていない。

実は、このような社長さんが、山のようにいらっしゃいます。

これは、今回述べた「自信をもつ」という話とは少し異なり、おそらく「控えめ」だったり「謙虚」ということなのだと思います。

しかし、その謙虚さで、あなたが情熱をもって取り組んでいる事業が、多くの人に広がっていかないのは、すごくもったいないことだと思いませんか。

プロフィールを書くときは、人によっては多少のあつかましさも必要なのかもしれません。

今回の記事がキッカケとなり、あなたの良さが、より多くの人に届くことを心から願ってます。